私は開新堂の見守りマスコット
「ガネーシャママ」です。
~プロフィール~
2人の子育て真っ最中のアラフォーママ。
趣味:ヨガ
マイブーム:家族で行く魚釣り
開新堂の新しい女性STAFFです。
宜しくお願い申し上げます。
皆様始めまして。私は開新堂の見守りマスコット「ガネーシャママ」です。よろしくお願いします。まだ新米なので、印鑑の事は詳しく分からないけど、ここに居ると色んな人に出会えて知らないお話をたくさん聞くことが出来ます。
ステキな御縁で杉江さんに教えて貰った事を皆さんに解りやすくお伝えしていきたいと思っています。
因みに「ガネーシャ」とはインドの神様で象の頭を持った守り神のことを言います。私の名前もそこから来ているのですよ。さて、初回は印鑑の材料、象牙についてお話したいと思います。印鑑の材料には象牙を使っています。象といえばアフリカ象とアジア象が思い浮かぶとおもいますが、印鑑の材料の殆どの象牙がアフリカ象なのです!
現在は輸入が禁止されていて管理も凄く厳しくなった様です。
(象牙は自然死した象の牙を採取したものを20年前ワシントン条約に基づき輸入されました。)なぜ印鑑の材料の殆んどがアフリカ象なのかというと…。アジア象は神の化身とされていて、自然死しても牙を採取する事はないからなのです!!
一言に「象牙」といっても、印鑑の材料として使われるのは自然死したアフリカ象牙なのですね。次回は、なぜ印鑑に象牙が使われるようになったのか??をお話していきたいと思います。
ガネーシャママ
前回は印鑑の材料、象牙についてお話させていただきましたが、今回はなぜその象牙が印鑑に使われるようになったかをお話したいと思います。象牙は江戸時代(徳川吉宗時代 亨保年間)1730年ごろ、中国工芸の影響をうけて勃興しました。
それまでは大名や庄屋など身分の高い人しか名前が無く印鑑というには程遠い形をしていたのです。鈕(チュウ)という持ち手の所に大黒様や動物をかたどった銅製のものを糸印(いといん)と言いました。戦国時代の豊臣秀吉や石田三成も糸印をもっていたそうです。その鈕の技術を踏襲したのが着物に使用される、小物入れを帯に留めておく根付けという道具です。根付けを象牙で彫った所、大変深い艶があり長もちし、人の手に馴染む事から全国に広まったそうです。
第二次大戦中、鉄が不足していた為文化財として保存されていた銅製の糸印は軍需として溶かされ殆どが姿を消し、象牙製根付けが一般化したのです。
根付けは御守り代わりや身分を明かすモノである事から根付けの底に文字を彫る事で象牙の印鑑が誕生したのです。
次回は、印鑑についてのマメ知識をお話していきたいと思います。
ガネーシャママ
前回は、なぜ象牙が印鑑の材料として使われるようになったかをお話しました。そのなかで、着物に使用される小物入れを帯にとめておく、根付けという道具から印鑑へと発展したと触れました。
その根付けは御守り代わりや身分を明かすモノである事から根付けの底に文字を彫る事で象牙の印鑑が誕生したのです。
日本の皇族、高円宮久子さまも十二支の根付けを保持されているそうです。
皇族の方々がお召しになられる着物の帯留めやかんざし、根付け、一部の牙尺など歴史に裏打ちされ、収斂された形が現在の名残りだそうです。
印鑑と皇族の方々とも関わりがあるなんてビックリですね。
象牙製の印鑑は陰陽五行思想の「陽」を意味し、素材は呼吸している為、朱肉を吸い込む事から印面は美しく、ゆりかごから墓場まで共に歩む同伴者として考えられているのですね。
ガネーシャママ
今回は、日本人はなぜ印鑑を使うのかというお話をしたいと思います。
日本人である限り、公的書類を作成したり、土地を取得したり、遺産を相続する際は必ず実印登録が必要です。
なぜかと言いますと、天皇陛下がお使いだからだそうです。
私達が署名捺印をする行為と同じように、陛下は「明仁」という御名。そして天皇の実印である天皇御璽を捺印して日本の総理を任命したり外交批准を認証したり国事行為や儀式を行っているのです。
要するに日本は立憲君主国であり、天皇は国家の象徴であると同時に「国家元首」であることがわかります。
つまり実印登録する事は個人が国家と繋がる崇高な儀式でもあると言われています。
契約や証明はワタシという存在は憲法に守られた確かな権利を持った証しでもあるのです。
捺印をするということはそんなに深い意味があるのですね。
印鑑の歴史やその意味は興味深いなぁとつくづく感じます。
ガネーシャママ
今回は印鑑に使われる、漢字がどのように生まれ、どんな変化を遂げてきたか。また、印鑑との関係についてお話をしたいと思います。
意思疎通を図る道具として古代エジプトの壁画、メソポタミア文明が知られております。
東アジアはシルクロードを渡り漢字文化の根源である甲骨文字として形を変えて伝わりました。
漢字は殷時代の後半のものと考えられています。紀元前1600年〜1030年頃薬として売られていた骨に文字が刻まれているものが見つかりました。
その後、殷王朝後半の約270年間に都だった河南小屯を中心に発掘が行われ多くの甲骨が出土すると長い間伝説とされてきた殷王朝の存在も実証されたのです。
国家の重要事を神に問うて決定した殷国家。
亀の甲羅や牛や鹿の獣骨(甲骨)を火で炙り、そこに入った亀裂の形状によって吉凶を占いました。その際、朱で書かれた肉筆も残っており獣毛で厄除けなどに使われていたそうです。
漢字には祈りが込められ動物の骨に篆刻をし朱色のインクで捺印し、存在を明らかにしたのです。
このように遥か昔にルーツがあるものだと知ると、日本の印鑑文化や漢字が今でも連綿と残っているのは素晴らしい事だと改めて感じます。
ガネーシャママ
今回はガネーシャママが、開新堂の代表、杉江に「運と印〜しるし〜」についてお話を聞きました。
『「吉相印鑑」と謳って印鑑を40年販売させて頂居ております関係上切っても切り離せない「運」のお話しを致します。様々な占いや呪術的なモノを包摂して人は何が知りたいのか…
それは、自分の未来です。
弊社では占いではなく、敢えて「統計学」として生きる智慧を提唱しています。自分の器以上のモノを持とうとすると人徳が無くなり、自分らしく生きれないのも不自由です。先天的な生年月日は宿命的なニュアンスで捉えられますが名前の画数は印鑑で後天的に変えられ生き方も変えられます。
他者の知見では無く「ワタシが私らしく生きれる事」が本当に運のある人だと思うのです。不幸な時も不幸な時間と立ち向かう力。
名前に負けない決断力。幸せを享受しても謙虚でいられる崇高な人間性。
開新堂のお客様は職種も様々で生き方もユニークな方が多いですが、ここ一番の時は私に連絡が入り新規事の着手時期などを聴いて下さったりします。
だから「吉相印鑑を買うから運が良くなる」というのは違います。
既に良い気運や大きな仕事をする流れに来ているから吉相印鑑を買う。
その後、思い描いていた未来が現実になるのです。
私はこの仕事でいつもお客様の後ろ姿を見て学ばせて頂いております。』
なるほど、「ワタシが私らしく生きれる事」。誰もが願う事はそれなのかもしれませんね。
ガネーシャママ
みなさん、ジブリ映画は好きですか?開新堂の代表杉江は、ジブリ映画が大好き。何度観ても飽きる事がないそうです。もちろん私も子供たちもジブリ映画が大好きです。子供から大人まで笑えて泣けて分かりやすいメッセージが包摂しているから老若男女問わず愛されるのでしょう。
代表の杉江からジブリ映画「千と千尋の神隠し」から学ぶ名前と印鑑について聞いてみました。
『とりわけ「千と千尋の神隠し」は大ヒットしました。
これには私達も身近で有りながら無意識に刷り込まれる「畏怖」(おそれること)があったと思うのです。
劇中で千尋は湯婆婆(ユバーバ)に名前を奪われてしまいます。換金可能な1000円という単価での意味もあり「千」となったのか・・親の犯した罪は子供の責任でもあるという矛盾との戦いを強いられる訳です。尚、ネット社会が無法地帯である事やハンドルネームを使い安全な場所で特定の誰かを無秩序な言葉により傷つける事が許せなかった宮崎監督の怒りが立ち現われている様です。
双子の銭婆婆(ゼニーバ)の印鑑をハクが盗み最後その印鑑には呪いがかけられていてハクがもがき苦しむ件も湯屋を支配し欲の赴くまま労働者を契約という形で印鑑を使い奴隷化しようとしていた湯婆婆もカオナシに欲を過剰摂取されてしまいます。ハクは呪いがかかった印鑑を吐き出すと千尋は自分の存在は自然に生かされている事に気付き虚無感と温室育ちだった自分を労働を通し戒め自律して親が豚になった事を信じず最後まで気丈に振舞います。
「印鑑に呪いがかかる」
むやみに捺印する事で大変な責任を負う事や他人に迷惑をかける事や印鑑の文化は何故連綿と繋がっていて何故人の名前には祈りが篭っているのか、、
印鑑屋として何度も反芻しながら映画を観ております。
いつも大切なものは目に見えません。』
新米ガネーシャママも何度も「千と千尋の神隠し」は観ましたが、印鑑にそこまで着目して観たことはありませんでした。まさに目から鱗…。ジブリ映画は観る人によって自由な解釈ができるとも言われていますが、次に観る時には違った角度から考えることができそうです。
ガネーシャママ
ギリシアの哲学者、プラトンはご存知ですか?
哲学と印鑑…。何の繋がりもなさそうですが、先日、杉江からこんな話を聞きました。
「ギリシャ哲学者プラトンは「饗宴」の中で、男女の愛を一本の骨が分かれて時を経て一緒になるという喩えで表現しています。分かれた骨が一つになっていく様には一種の怖さすら感じます。
何処かでそういう約束が成り立っていて出会うべきして出会う。つまり、必然的偶然は全て決断力で歴史が刻まれるのです。
例えば、失恋の自覚から始まった恋愛が同じ精神哲学に当てはまります。
終わりから始まる逆説的な恋はどうしても美しいのです。なぜならまるっきり影が無いからです。失う事を恐れない愚かさは思いがけない幸福をもたらすともあります。
印鑑も道具であり縁起物ですから出会うべき時に出会い、手にする事で運を招福しているのではないかと思います。」
なんだか難しい話で、完全に理解できているかというと自信はないのですが…。
必然的偶然、決断力によりおもいがけない幸運に出会うことになる。これはなんだかしっくり心に響きました。
ガネーシャママ
夏休みがもうすぐ終わりますね。真っ黒に日焼けした子供達を見ると、なんだかパワーをもらう様な気持ちになります。
今回は杉江の子供の頃の話から、こんなお話を聞きました。
「私が子供の頃の話です。母親は寒い夜になると弟と近所の公園へとよく連れていかれました。
友達はいないし寒いし暗いし恐いしで早く帰りたかったのにただ小一時間遊んでいなさいと言われました。
大人になって気づいたのですが、その頃ちょうど、父親が今の商売(印鑑屋)を始めたばかりでした。何かと借金が膨大に膨れ上がり、取り立てが決まって月末に来るのです。
昼は親は留守にしているので夜はせめて子供である私たちに恐い想いをさせたくないという親心だったと自分が親になり気付かされるのです。
物質的には乏しかったし、いつも空腹感を感じていました。学校で何か無くなると私が最初に疑われたのも周りには貧しい子供に観えたのかもしれません。
しかし、そんな貧しい私を支えてくれたのは近所のおばさんや数少ない友人の親でした。
お裾分けでおはぎを頂いたり、ポンポン菓子を頂いたり、なんとも優しく香ばしい空気に包まれた記憶があります。
いわゆる、ナナメの関係性に助けて頂いたのです。x軸とy軸だけの関係では人は生きられないと思います。だからナナメの関係を持ち自分を客観視してくれる人が必要な時代なのかと感じます。ネットはきわめてナナメに近いですが匿名性を拭えない限り、盤石とは言えず、剥き出しの言葉が数多く転がり、子どものネットに囲まれた環境というのは注意しなければなりません。コンビニ行けば空腹は満たされ、何処かの見知らぬ誰かと繋がりたいときにつながり、物は溢れ、無い物を探すのが難しい現代では、『物足りなさの重要性』を次の世代へ説いていかないといけないと思います。有り余る欲望を適えた時その先にある景色がハッキリ観える人間にしか女神は微笑まない気がします。子供がこの世を、憂い自ら命を絶つ原因の一つは満たされた世界のダークサイドであることも大人は心しないといけないのです。大陸に渡れば富に対する飢えは凄まじいものがある。しかし紛争地の子供の一瞬の笑顔に吸い込まれそうな気持ちになります。それは、私たちが精神的充実憾に飢えているからに他なら無いと感じてしまいます。」
私もふと子供の頃を思い出すと、今と比べると物質的に満たされてはいなくても、毎日がキラキラとしていたなぁと感じます。
満たされすぎた事から生まれる様々な問題もあるのですね…。子供達にそれをどうやって伝えていくか、これからの私の課題です。
ガネーシャママ
日頃使っている印鑑ですが、印鑑ケースについて考えたことはありますか?今回は印鑑ケースに焦点をあてたお話を聞きました。
「弊社の印鑑ケースは3種類のみですが全て本革を使用しております。
本象牙の特殊材を包み込むケースは背ワニです。
その次は黒水牛にはトカゲ革、柘材は牛革といったラインナップでフェイクレザーやビニールは採用して御座いません。
本物にはそれなりに中身を護る宿命を背負っております。
人の手に触れられ馴染んで行く過程で中にある財産を確かな存在としての用心棒的意味合いがあると思います。
財布然り、革靴然り、グローブ然りです。
本革は手入れすれば長持ちします。革靴をピカピカに磨いている営業マンは足が命である事を知っているので確かな数字を作り上げられます。
野球選手もグローブを磨いて試合中にミス無く捕球できるよう磨いて馴染ませて大切に扱います。
大リーグで活躍中のイチロー選手もグローブを磨かずに寝る日は無いという程プロは人生の伴走者に抜かり無く手入れする事を怠りません。
財布は財産を守る大切な器です。
ルイヴィトンの財布やバッグが長持ちするのは傷みやすい角と紐は牛革を誂え手入れすると深いブラウンが浮き出る感覚が味わえます。
エルメスのバーキンもワニ革のラインナップがありトカゲ革の財布はリザードが有名です。
全て本革、本物には確かな裏付けがありインポートメーカーも希少価値のある物をわかる人に提供しています。
印鑑ケースも同じ理論で道具としてご使用頂く際中身が本象牙でもケースはプラスチックではアンバランスです。
ワニは獲物を加えたら絶対離さない事から運を掴み損なわない様な祈りがありトカゲは脱皮を繰り返しますから何度も新しく生まれ変わり浄化する意味合いがあると言われます。
本物を身に付けたら手入れもして頂き長持ちの美德を愛でるのも豊かな人生を歩む矜持となるかと存じます。」
本物には中身を護る力が宿っている。財布やバッグ、靴やグローブなど、身近な物で考えるととてもしっくりきます。物が溢れているこの時代だからこそ、ひとつのものを大切にしたいと思いました。
ガネーシャママ
皆さんは身に付ける物はどの様にして選びますか?流行のものを取り入れるのが好きな人、自分のこだわりの物を長年使う人、人によって様々だと思います。今回は「自分にあうモノ」について、杉江からお話を聞きました。
「最近街中にマッサージ店がとても多い事に気が付きます。
日本人は働き過ぎとも言われますから気軽に癒される空間は需要があるからだと思っていました。
先日、イギリスから帰国した友人と酒を飲んでいたところ、「イギリスには靴磨き職人は居るがマッサージ店なんかないよ。」
という驚きの言葉でした。
ヨーロッパでは足から姿勢を形成されるので出来合いの靴はなるべく買わず、オーダーメイドで作るそうで服も着丈に合わせて身を包むそうです。
彼らの概念は階級制度と言う名残もありますが、何より自分の身体に合わないモノを身につけている事が不健康だということのようです。
いゃ~目から鱗ですね。イギリスは雨が多く湿気も高いので日本の風土には似ていますから長持ちするモノが良いものと考えられる様です。
日本人は飽きると新しいモノを買いたがる。サイズが似ていても身体には全く違うフィット感があるので自然に姿勢が悪くなり肩凝りになる。
ちなみに印鑑も出来合いとオーナーメイドがありますが前述した「長持ちするモノは人生を豊かにするモノ」として捉えられるのではないかと感じてしまうひとときでした。
これを機に靴や服、印鑑にも長持ちするモノを身に付けみてはいかがでしょうか。」
私は流行りの物も大好きなのでファストファッションと呼ばれるお店によくお世話になります。もちろん、靴も流行りの形のプチプライスのモノを買う事もあります。
オシャレを手軽に楽しむという意味ではそれはそれで上手く取り入れればよいと思うのです。ただ、自分の靴の歴史を振り返ると、定番といわれるメーカーの何種類かの靴は高校生くらいから、古くなると買い替えて何世代も履き続けているなぁと気がつきました。これは、自分に合うモノを大切に使うヨーロッパの人々と通ずる所があるのかな?!と思いました。オーダーメイドで靴を作ったことはありませんが…。靴に限らず、自分のお気に入りのモノを長く使うという心はとても共感できました。
ガネーシャママ
皆さん、子どもの頃はどんなアニメを見ましたか?
今も昔も変わらず愛されている、『ドラえもん』。私の子ども達も大好きです。今回は『ドラえもん』から考えさせられることを杉江から聴きました。
「日本を代表する名作アニメ。
今や世界中の人々に愛されている、ドラえもん。
私も少年時代大好きで「雑誌コロコロコミック」を何度も読み返し、単行本は必ず購入し、弟と回し読みしてお腹を抱え笑いあったり、4次元ポケットから出てくる道具であんな事こんな事したいなぁ~と話し合っていました。
反抗期にはドラえもんなんかいなくてもあのポケットだけあれば良いな!
と思っていた事もあります。
何でも願いが全て叶うなんて想像するだけでドキドキワクワクが止まりません。
しかし大人になり子を持つ親になり、命を見送る立ち位置になると、ドラえもんの見方は激変します。
何の努力や障壁も無いまま報酬を得られる恐怖。
それに付帯する人間の裏側…嫉妬。
同じ1万円でもパチンコで得たものと額に汗して得たものでは重さが違います。
私は印鑑をお授けする前に皮肉にも「不幸な時に捺印が多くなるので、その時がもし来てもくれぐれも冷静な判断で押印して下さい」と言葉を送っております。
つまり、ドラえもんという想像するだけでワクワクする心許せる友達がいる事が最大のギフトなんだと感じるのです。
のび太はポケットなんてなくて良いのです。ドラえもんというかけがえの無い友人。そして悲喜交々の想い出が詰まった箱庭世界に私達は人生を投影していたのかもしれません。
高齢社会で1人孤独に生きている年配の方がこれからもっと多くなる中、かけがえの無い友人はお金より大切な財産だと感じております。」
『ドラえもん』の映画をみると、杉江のいう、のび太にとっての大切なもの。というのがよく分かります。物語の中の1番大きなメッセージは「友達」なのかも知れません。今も昔も子どもにも大人にも愛される作品には誰にでも共感できる、テーマがあるのかもしれませんね。
ガネーシャママ
11月23日は祝日ですね。戦前は祭日として認識されていたそうです。そんな話を杉江から聴きました。
「実はこの日は日本人にとって最も大切なお祭りの日でもあります。
その年に収穫された初穂を天照大神を始め、天神地祇にお供えし天皇陛下も初穂を召上がる宮中祭祀の1つ(新嘗祭)が行われるのです。これは祭日です。
現在は(勤労感謝の日)とされていますがそれは戦後、宗教色が強いと言う事からGHQにより名称変更されたためで祝日に変更されてしまいました。
本来は毎年の豊穣を祈る儀式なのです。そうした五穀豊穣の祈りは飛鳥時代から何よりの力であり、国を潤す税金でもあったからです。昔から行われている雨乞いや加持祈祷なども、大切な実りを守ることから始まる知恵なのかもしれませんね。
新米を食べる際は古代の人々の営みに感謝し味わって頂きたいものです。」
なるほど、日本人は農耕民族ですものね。「勤労」という言葉とすんなり結びつきました。新米をおいしくいただきたいです。
ガネーシャママ
12月に入り、とても寒くなりましたね。先日はスーパームーンを見ることができ、冬の済んだ空はとても綺麗です。
今回はそんな、満月の夜のお話を杉江から聴きました。
「私の印鑑業界での経験の中で未だに忘れられないお客様に教えて頂いた学びです。
2年前の満月の今日12月4日未明このお客様は旅立たれました。
こんなに素晴らしい夜空なのに世の中どうにもならない事の方が多いな、叶わないな…。運命や宿命の側面を掴んだつもりでいた自分が無力で一番凹んだ瞬間でもありました。
私の前で横たわる老女。
『家柄が良く名門校に進学し子育てして教員を勤め上げた。現役の頃は生活指導や運動部の顧問まで規律と規範を仔細に守り通した。』
この話を繰り返し聴かせてくれ、枯れ木の様な腕でしっかりチカラを込めて私に訴えかけます。
医師からは認知症の診断が出ていおり、食べると嘔吐し、抗うつ剤を飲み過ぎてしまうので流動食で痩せこけています。
家族は手に負えず彼女を施設に入れ、全財産は成年後見人である弁護士に託され許可が無いと物を買うことや契約などの法的行為を行う事は出来ません。
カウンセラーは話を聞きながら患者の状態を報告する事しか出来ません。
人生の選択の中で何処かの組織に属した際、必ず成長を期待され結果を求められ、世の中の風潮も成長している店やコンテンツ、人を持て囃します。
しかし、成熟した先に何があるのでしょう、成長しきった人の未来の事は…。
集団退職を迎える今後の日本はアフターケアの時代に入ります。
江戸時代、武士は生き様が立派なら死に様も立派であると言われたそうですが、禅の境地にも満たない現代人にはいったいどんな事がまっているのでしょう。
唯一解るのは幸せの条件はカネや地位だけでなく斜めの人間関係なのだと実感させられます。
私の前に横たわる老女、自分が悲しいのか解らないまま話しを続け落涙する。瞳の輝きだけが真実を語っている。
枯れ木の様な腕は次第にチカラを無くし今日も眠りに就く。
今日は何故かよく喋ってたなと呟いて空を見上げて合点が行く。
『そうか、今日は満月だったな』」
ガネーシャママ
いよいよ平成29年も残すところあとわずかとなりました。皆さんにとってどんな一年だったでしょうか?
私のこの一年を漢字一文字でで表すと「変」です。身の回りのいろんなことが変化しました。
杉江にも同じように、平成29年はどんな年だったか?という質問を投げかけてみました。
「平成29年はとにかく話題が豊富でした。
スキャンダルや史上稀に見る凶悪な事件や事故、時代の変化を占う変革。政治やマスコミの腐敗などが挙げられます。
これは昭和20年酉年と同じ流れで日本は敗戦後国民は散々な辛酸を舐めさせられ大きな変革をせまられました。
酉年の酉は神社の鳥居を意味し鳥の居心地が良い事からツバメが軒先に巣を作る家は縁起が良いとされ、国民や政治が暴走し鳥の居心地が悪いと神への冒涜と見なされ混沌とした事象が現れると言われます。
隣の国ではミサイルが打ち上げられ、平和を祈れど国内では『みえない銃弾』が飛び交い…。
白水星を本命星に持っている人は八方塞がりでありました。例に挙げる有名人では、「安倍晋三総理、貴乃花親方、中居正広、浅田真央、柴崎コウ、高樹沙耶、」一部抜粋。
さまざな分野で注目され活躍し、決断を迫られた方ばかりです。
水は常に流れ続けていないと腐ってしまいボウフラが湧いてしまいます。これが日本の水に対する意識です。
来年は燃え盛る九紫火星が中宮に廻座します。中途半端な事象が解決に向かう年回りであり、変化は今以上に加速します。
昭和39年も同じ九紫火星でした。
この年は東京オリンピックが開催され新幹線が開通し、モータリゼーション真っ只中でした。
時代の価値観や物価は違いますから無人のタクシーやAIが接客をする黎明期でもあります。
益々、人の心や思いやりを大切にしなくてはならない時代に入ります。
テクノロジーの正確さと人が織りなす不確実性や温もりは比較になりません。
尚、国会では憲法が改正され自衛隊のあるべき存在もはっきりすると思います。それに伴い反発する勢力もありここでもはっきり見極める知性が国民一人一人に迫られます。
来年は燃え盛る炎の中で自分らしさを発揮出来る人が注目されると感じます。」
確かにこの一年、いろんな出来事がありましたね。
来年はどんな年になるのでしょう。
いろんな意味で平和であってほしい、そう願うばかりです。
ガネーシャママ
平成30年初回です。本年もよろしくお願いいたします。
お正月休み、皆様どのように過ごされれましたか?帰省や旅行で新幹線に乗った方もおられるでしょう。新幹線に乗ると、杉江はこんな風に感じるそうです。
・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚**:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
「新幹線で旅行に出ますと様々な学びを得られます。
安全に快適に沢山の人を西へ東へと運びます。
車窓から流れる景色は私達の日常がいかにルーティン化されていて時間を愛でる瞬間すらない事に気付かされます。
人生も幸せだと感じる瞬間が多い人が勝ちなのだと思います。
ルーティンが如何に幸せだった事を知らされるのは身内に不幸があったりまさかの非日常が隠されていて意思決定しなくてはならなくなった時信用できる捺印が出来るかどうかだと思います。
新しい年に新しい気持ちで印鑑という文化を引き継いで皆様のご多幸をお祈り申し上げます。」
ガネーシャママ
退屈な会議、つまらない飲み会…
ふと気付くとスマホに目をやりその場をやり過ごす。
こんな場面は毎日の様にありますよね。
私もスマホにはとてもお世話になっています。
連絡のやりとり、情報収集、スケジュール管理、写真を撮る、見逃したドラマを見る… 気がついたらついついスマホを触っています。杉江のこの言葉に考えさせられました。・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚**:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆「今やスマホ中心の生活になり、目の前のリアル社会を粗野にし、バーチャルを通した遠い誰かと繋がる風習を身に付けてしまった現代人。
もしかしたら大切なご縁を失っているかもしれません。
例えば、私達の遺伝子には子孫を残そうとするDNAがあり、手の掛かる子供を授かる事を願います。
大人の手を借りないと何もできない。子どもを育てて時間もお金もかかり、思い通りにならない得体の知れない小さいモンスター。
私も二人の娘の父親ですが、家庭に子どもが居る感覚は大人だけでは気付けない既視感を喚起するからなのではないか、とさえ感じる事があります。
如何に意思疎通をしていけるか知恵を絞る。
命を燃やして愛を捧ぐ生き様は初恋に落ちた時の熱量にも似ています。
近過ぎて見えない事とは当たり前の事が出来る相手と当たり前に過ごす事を感じる僥倖です。
矛盾を持った相手と対峙するから生きる意味を共に分かち合えるのではないかと感じる昨今です。
スマホも大事ですが、目の前の現実に角度を変えてみると意外にも新しい発見が隠れているかもしれません。」
・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚**:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
私にも2人の子どもがいます。恥ずかしながら、SNSの返事をする為に子どもからの問いかけを後回しにしてしまい、しまった!と思うこともしばしばあります…。
でも、現実は今目の前で起こっていることなのですね。もっと、近くの事や人を大切にしよう改めてそう感じました。
ガネーシャママ
「炎上」という言葉、ネットが急激に普及した昨今よく耳にします。今回は杉江からこんなお話を聞きました。
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「病院の待合室で『いつまで待たせるつもりだ!』と憤慨している人をたまに目にします。昨今、ネット上で『炎上』という言葉を耳にしますね。
匿名性の名の下、正義という金看板に些細な事に文句をつける人を心理学では『認知的複雑性の低い人』として定義しております。
一つの出来事には様々な背景が重層的に織り混ざって今の現実がある事を平面的にしか判断が出来ないタイプです。物事には本音と建前があります。
例えば裁判の要諦は白か黒かを決定し判子を捺印します。
しかし、それは一つの結果に過ぎず、その人の壮大な人生の全てではありません。特に鉄道などの公共のマナーについては威圧的に指摘する人も同様です。
本物の正義ならば一言もの申したい時にブレーキをかける自尊心を持ちたいものです。
冷静になれない時は今一度自分と向き合う意味でも印鑑を見つめてみて下さい。江戸時代から日本人はお互い様の文化で生きて来た筈です。
多様性を認め合うのが本来の日本人のポピュリズムでもあります。増幅メカニズムの利を得るなら称え合う言葉で日本を明るくしていきたいですね。」・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚**:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
多様性を認め合うのが日本人の良さ。現在、平昌オリンピックが開催中ですが、日々血の滲むような努力を重ねてきた選手たちに、結果がどうであれ、称えることができる、そんな社会であってほしいと感じました。
ガネーシャママ
平昌オリンピックが無事終わり沢山のメダルの授与がありました。
アスリートの生い立ちをみると、目標に向かってひたむきに努力をする子どもとそれを全面的にサポートする親の姿が多くあります。
子育てをしている私は、我が子もこんな風に何か目標に向かってたゆまぬ努力ができる子にならないかなと、感じてしまうことがあります。そんな時、杉江からこんな話を聞きました。
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「我が家には小学生の双子の娘がおります。不妊治療で授かりました。
低体重の未熟児で1ヶ月NICUに入っていて心配な日々が続きましたが今はやんちゃ盛りで元気に過ごしております。 時に人は何故子供を持ちたがるのだろうと考える事があります。思い通りに行かない小さな天使。
彼女たちをいかに諌めるかを考察する日々の連続性に疑問に問う気持ちがどこかにありました。しかし、最近気付いたのは子どもはたまたま今子どもなだけで私たちが通り過ぎて来た道。思い通りに行かない物差しは大人の尺度で子どもにとっては不合理な事実です。ゲームに夢中になっている娘の後ろ姿は30年以上前の自分である事になるわけです。(笑)
つまり、子供の事象は
『大人たちが忘却しかけていた不合理を愛する余裕を持ちなさい。』
というメッセージを子どもというフィルターを通して投げかけてくるのです。
そう思えば子育てに少し余裕が持てるのかもしれません。私たちは、何かの縁で必然的に螺旋状に繋がっています。
忘れかけていた大切な何かを気付かせてくれたり心の隙間を埋めてくれたりする存在を本能的に欲して生物は心身代謝を繰り返していくのです。」
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この話を聞いて、我が子に多くを期待しすぎている自分や子どものことを自分の分身のように感じてしまっている事に気がつかされました。
子どもは自分とは別の人格で、まだまだ発展途上。のんびりしているようでもまだ道の途中なんだと考えることができるようになりました。毎日、全力で遊び笑いを提供してくれる子どもたち。アスリートもよいですが、そんな子どもたちもよいものだと思います。
ガネーシャママ
「プロの世界で私たち印章店は印材を「生地」と呼びます。
生きとし生ける大地に生き生きとした牙(生地)が、職人の手に阿られ、お客様の生きる力を入魂して彫り上げる訳ですから一本彫り上げますと印刀は刃こぼれし、身体はクタクタになります。
生と精のぶつかり合いですから命がけです。
生地の中には子牙を縦に採掘し、芯を中心とした「芯持横目」がございます。
軸を持って裏も表も良縁に恵まれますようにと願われた幻の牙(生地)です。
本物でなければこの様なキレイな渦を巻き、幾重にも磨きを掛けて眩い光を放つビードロ状の艶を出す事はあり得ません。
驚きなのはこの生地を選択されるのは30代の女性です。 結婚、出産など女性は縁に纏わる事には敏感です..
因みにこの春、弊社も商談テーブルを集成材板から・・・・・
象牙に縁のある南アフリカ産で洋桜(モアビ)の一枚板に替えたばかりです。
本物の「木」というものは集成材ではなく一枚板の名称である。
と材木商のお客様にご教示頂きました事がありがい気付きに辿り着きました。
ホンモノとの縁を大切にしたいですね。」
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私も30代女性…芯持横目・・欲しいです(笑)
実物はとてもキレイな縁で初めて見た方は思わず触って渦や、牙のシマを凝視されます。
ご縁は大事だなとつくづく感じます。
ガネーシャママ
「現行法では婚姻届を提出すると戸籍法も適応されるので男性の姓を名乗らないと事実婚とされ内縁になり万が一法的介入があった場合とても不利になってしまいます。ですが、男性がどんなに優れていても子供を授かる事が出来ないのです。
したがって姓が縦に下り、女性の名を横にする事で一つの「交わり」になります。そして「井形」を創る事で家庭を壁で覆い、奥に居る守神として「奥様」という考え方も出来るのです。将来どうなるか多大な可能性を秘めた宝物だから女性を大切に扱う社会でありたいと古代人は考えたのでしょう。
縄文時代、子供が病死したら妊婦型の土偶を一緒に埋葬していたのです。
現実を並べたてただけでは、解決しないものもあるのが事実なのかもしれません。無限の可能性に祷りを込めて女性のお客様には、名前のみの横彫りに徹し本日も鋭意篆刻中でございます。」
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なるほど、名前だけで実印登録や銀行印の登録まで出来るのはあまり知られていませんね。横彫りとは言え漢字は基本、縦なので一文字が縦に入り横に繋がっているだけというのも深遠ですね。
ガネーシャママ
「日の丸は実にシンプルで太陽からの恵みや天照大神を意味すると言われておりますが・・さて、気になるのは最初にこの日の丸を作った人は誰かという事です。それは篤姫の父、薩摩藩、島津斉彬だと言われております。しかしこの赤い色を出すのに大変苦労します。時間をかけて、家臣に命じ国旗に相応しい赤い色を漸く探すことが出来ました。 それは黒田藩の領地で現在の福岡県飯塚市筑穂町で続いていた「筑前茜染(ちくぜんあかねぞめ)」
というもので品があって深みのある赤を出す最適の染料だった様です。斉彬は幕府に献上し正式に日本国の日の丸となりました。」゚
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弊社の印章化粧ケースの内張布も茜染に近い深い赤い色を採用しておりますが日本人としての文化や来歴を誇れる様になりたいものです。
ガネーシャママ
「自分の未来が一番知りたい事です。
弊社では占いではなく、敢えて「統計学」として生きる智慧を提唱しています
自分の器以上のモノを持とうとすると人徳が無くなり、自分らしく生きれないのも不自由です。先天的な生年月日は宿命的なニュアンスで捉えられますが名前の画数は印鑑で後天的に変えられ生き方も変えられます。他者の知見では無く「ワタシが私らしく生きれる事」が本当に運のある人だと思うのです。不幸な時も不幸な時間と立ち向かう力。名前に負けない決断力。
幸せを享受しても謙虚でいられる崇高な人間性。
開新堂のお客様は職種も様々で生き方もユニークな方が多いですが、ここ一番の時は私に連絡が入り新規事の着手時期などを聴いて下さったりします。
だから「吉相印鑑を買うから運が良くなる」
というのは違います。 既に良い気運や大きな仕事をする流れに来ているから吉相印鑑を買う。その後、思い描いていた未来が現実になるのです。
私はこの仕事でいつもお客様の後ろ姿を見て学ばせて頂いております。」
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なるほど、「ワタシが私らしく生きれる事」誰もが願う事はそれなのかもしれませんね。
ガネーシャママ
「嫁姑のご相談をお請けする事が多く御座います。
双方が正義を唱え、原理主義を主張するので板挟みに遭う人が一番辛い想いをします。しかしこの小競り合い、かつて日本でもありました。有名な明治維新です。幕府は260年続いた徳川を死守する中、西から西郷隆盛率いる新政府軍が京都へ攻め入り戊辰戦争が勃発しました。沢山の死屍累々の悲惨な戦の中、何故か江戸城だけは無血開城となりました。それは勝海舟が幕府側の人間にもかかわらず慶喜に直談判をして説き伏せ恭順を進言します。
かつて薩長同盟の立役者となった坂本龍馬とも邂逅を深めており今後の日本にとって一番良い方法は何を優先させるかを常に考え続けた幕臣でした。戦後敗れた徳川の旗本に東京神田で印刷業を斡旋したり失業者を出さない様便宜を図りました。現在神田に書店が多いのはこの名残りがある為です。
勝は言います
「島国の人はその日しか見えておらず10年先は暗闇だ。それも畢竟。度量が狭く思慮に余裕が無いから短絡化する。」
現代も単一的な正義感で善か悪かで人を裁き白か黒かで攻撃する風潮は余裕が無くなって来ている証拠で仲裁に入る人が大きな度量で受け止め人間にはグレーというグラデーションの中でしか解決しないのだという理論は剣術に優れていても一切鞘を抜かなかった勝海舟から多いに学べる無我の境地です。」
なるほど、歴史上の人物から現代の事象を読み解くと深いですね。白か黒では人間の機微は判断出来ない件は膝を叩いてしまいます。国家を背負っているわけではありませんが家を守るお母さん達は家が国家。みたいなものです。悩まれているお母さん方!勝海舟の懐の深い部分を見習って頑張りましょう。
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ガネーシャママ
「彼岸饅頭はズバリ人の頭です。中国後漢末期では戰に敗れると城下街に住まう人民も殺戮されました。つまり城を護る事は國を護る事でもあったのです。ですから人の頭で城の周りを取り囲み、見せしめや戒めも含めて「厄除け」として祀っていたのが頭蓋骨です。そんな中三國志で知られる諸葛亮孔明は凱旋の途中、難所の川に差し掛かります。この川を渡るのには49人の首を川の神に捧げなければなりません。
孔明は以前からこの制度は野蛮であると考えていました。そして編み出したのが山羊の肉を小麦粉で包んだ丸い団子型の饅頭が出来ました。山羊の肉で出来た生首は川を流れて沢山の命が助かりました。神にも好かれる事も諸侯に知られ孔明のアイデアを踏襲し中国全土に広まり、肉まんなどに形を変えていきました。紅白の饅頭は紅い血塗りであり白は白骨化した人の頭です。それを捧げる事で先祖様に感謝し、此岸で住まう私たちには厄災を転じる事を祈る訳です。深遠な導きがある様に皆様も是非ご先祖様に哀悼の誠を捧げる為お墓詣りをして頂けますと幸いです。」
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とても現実離れした話しではありますが残酷な歴史を紡いで来た過去があったからだと存じます。
ガネーシャママ
野菜は季節ごとで人間の身体を助ける要素がありますね。春は芽野菜で苦味。夏は葉野菜で酸味。秋は実野菜で辛味。冬は根野菜で脂肪。
を摂取する事で、ビタミンやミネラルを補給出来る様に伝えられて参りました
とりわけ、春野菜はデトックス効果がある為冬に脂肪を溜めすぎた身体に老廃物を外に出す効果があるとか。なかなかこんな説明をしても子供はまさに「羹に懲りて膾を吹く」を貫き、天ぷらにしてもアスパラガスくらいしか口にしません。しかし、いつかわかってくれる日を信じてフキノトウを天ぷらにして自分の為に揚げて美味しく頂いております。人間の成り立ちは農業が基軸で土造りから始めたと聴いた時は釈然としませんでしたが、無理が効かない年齢になったせいか無性に土が触りたくなったり、お肉が沢山食べれなくなるなど身体は正直だなと感じる昨今です。
ガネーシャママ
「カウンセラーとして今の時期一番多いのは老役男女ともに「理由も無く無気力になる」というご相談。これは花粉症が原因か定かではございません。ただし気候が三寒四温を繰り返している中、身体が冬の時期からの過渡期について行けず自律神経を刺激するので、 不快感という脳内ホルモンであるノルアドレナリンが放出される為と云われます。つまりセロトニンという楽観ホルモンの放出が不安定になり食欲が無くなったり機嫌が悪くなり泣きたくなるなど感情的に陥りやすいのです。 月の満ち欠けの影響も多少は影響しますが苦しい発作が出たら、無理に「大丈夫」と思わず、苦しいままでもいいから出来る事を少しずつ熟そうと思いましょう。
その後、耳鼻科や心療内科でしっかりと処方箋を受け然るべき処置をして頂けると幸いです。鼻水や涙だけでは無く神経にも気を遣って花粉症と向き合いましょう。」゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
なるほど、街ではマスク姿の方も多く見かけますが身体の内面もしっかりとメンテナンスをして新しい節季を迎えたいものですね。
ガネーシャママ
「昨今のリサーチで恋愛結婚をしたカップルの離婚率は40%だという数字があり、私も他人事ではないなと焦って妻に傅いてしまいますが、、、
結婚の時は何を言っても許され癒され言葉など要らず交通事故の様な奇跡を信じ琥珀色の夢を見れたと思います。しかし離婚は何もかもが許されず傷つけられ言論弾圧され事故物件の如く事務的に合理的に処理され灰色の現実になります。つまり離婚はビジネスになるのです。だから約束する事が多いのです。
印鑑はそんな時も自分らしさだけは気高く誇って頂きたいのです。
自分がその場に立ってみないとわからない生々しい現実は離婚だけでなく身内の不幸や相続などにも必ず必要です。
感情的にならずどんな環境にも右顧左眄されず形の変わらない印鑑はピンチの時必ず必要です。
鑑定印は人生の浮き沈みに同居します。
だから大切にして頂きたいのです。
影に隠れて見えないからこそあなたのひととなりが伺い知れる印鑑は心の整理にもなるのです。」
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おっと杉江にしては珍しく色恋の話しが出ました。
女性から見ても出来れば家庭が仲良くあって欲しいもの....
それより出生届や新車購入の際に捺印した記憶は今でもハッキリ覚えています。人生は一度きり、楽しみながら矛盾と向き合って生きましょう。
ガネーシャママ
「角印の見方はそれぞれありますが大きく分けて二つです。
一つは墓に模した意味。
もう一つは城の壁を意味したもの。
形から入りますと印鑑は過去と未来の願いが込められております。
過去とはつまり先祖に感謝する事から寸胴型はお墓型を取ります。
会社の場合二代、三代と続き継承した役員は先代の想いを忘れない様に敢えて四角い形になっております。
印面については三国志などの文献を拝読しますと城壁です。
戦で城主が敗れると城下町に住む臣民全てが攻め入った軍勢の奴隷となってしまいます。従って、城壁は城主や臣民の命を預ける大切な意味もあり、日本でも官印は角が尖った角印が使用され民間企業も重要書類の信憑性を上げる為請求書や小切手の裏判として捺印されておりますがこれも株主や経営者を中心にして回りは従業員、お客様、地域全てを包括して護るという願いが内包されております。
日本の法制度は国会で閣議決定後、天皇陛下がご使用されておられる金印鑑《御璽ぎょじ》を押印される事で国会予算や法律、全ての国事行為の頂点である事から角印が使用されております。」
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なるほど、民間は先祖を敬う意味でお墓、、言われてみれば寸胴型は墓標に似て居ます。
天皇陛下が金印を押印して国の趨勢が決まって行くのも知らない事ばかりでした。
印鑑は本当に深い意味があるので大切に使用したいものです。
ガネーシャママ
「答えは二つあります。
一つは「場数を踏む」人との繋がりは現場が最適な学びの場ですし全てがシナリオ通りにいきません。
あと一つは苦手意識から逃げずに敢えて俯瞰しながら立ち向かう事です。これは得意な事だけで取り囲む人生観は視野狭窄になりがちでかえって窮屈な人になってしまいます。
つまり人間は苦手を無意識のうちに避けていてかすり傷程度で大怪我をした様に精神的ダメージが大きくなってしまう事が多いと感じるのです。
しかし苦手を知った上で物事に立ち向かうと自然体の「型」が出来ます。
柔道で云う受け身ですね。
自我の弱さを認めると加減が解り頭の中でスッキリ割り切れるモノです。私が私淑している安部公房氏の一文に「完全すぎるものは崩壊の過程に現れる現象の一つに過ぎない。 」という言葉が今でも励みになっております。
視野を広げる意味でも敢えて苦手な事にチャレンジされる事をお勧めいまします。」
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杉江の実体験なのでしょう。
なんとなく言っている意味は解ります。車の運転も苦手でしたが今は楽しいですし気難しい人に笑顔で話しかけると優しく声をかけて下さったり何もしない自分から脱皮した様に大きく成長した錯覚に陥ります。
是非、新年度から新しい自分に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ガネーシャママ
「大人になって失ってしまった素直さや無邪気さ、掛け値無しの人を信じる純真無垢な姿を見て親は働く意欲が湧いて又明日頑張ろうとなるのです。
これぞまさに健全な家族間の等価交換だと思うのです。
お金はエネルギーと言われる由縁は稼ぐことよりも使い方が重要だと云う事です。親が色欲やギャンブルに嵌り過ぎるあまり人知れず真っ暗な部屋の中で子供が震えながらパンをかじる…
事業に失敗し連帯保証人となり一家が離散..
エネルギーがマイナスに働くとテコの原理で培った家族の絆が何倍にも増して滅亡してしまいます。
お父さんやお母さんが働く姿を見て子供は育ちます。
お金を媒介しないから家族間は安寧が続きます。
子供が大人になりお金の使い方が粗野だとたちまち家の中は凍て付く箱になってしまいます。
今の時代、これを声高に言うには勇気がいりますが家族の「トリセツ」は必ず必要です。事後知識や思想、自由はこの規律無くしてはあり得ないと考える今日この頃です。」
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深い話でした。確かに人権や自由を必要以上に主張する風潮がある時代の中でお金の使い方や脳が柔らかいうちに子供が家の中で何をするかを親がしっかりと考えて教えていかなければならないと感じました。
ガネーシャママ